塗装と雨漏り
実際にあった体験談のようです。
去年、中古物件を購入し外壁を塗装しました。
2社から見積もりを取りましたが、塗装の平米数が違いました。
知り合いに聞いたところ、業者によって多少の違いが出るものなのだそうです。
傾向として、少ない平米数で見積もった業者は単価を高めに設定し、広めに見積もった業者は安めの単価にしているそうです。
平米数や単価では見極めがつかないので、塗装の種類やヒビがあった時の対処など色々質問して、納得いく説明をしてくれた方の業者にお願いしました。
しかし、塗装をした次の台風で外壁が原因と思われる雨漏りが数か所起きました。
塗装をしてくれた業者に連絡して、原因を探してもらったのですがハッキリとは分かりませんでした。
塗装の間に空いた隙間から雨水が入ったかもしれないとの事で、その部分を埋めてもらえました。
その数週間後、また台風で同じ個所が雨漏りしました。
仕方がないので、雨漏りに詳しい別の業者さんに見てもらったところ塗装前のコーキングが十分でなかった事が原因で、あちこちに補修しなければいけない個所があると言われました。
でもこれは、塗装業者が手抜きしたわけではなく風雨が激しい立地の家を施工したことがなかったせいではないかという事でした。
その雨漏りの業者さんがみても、塗装自体は塗料の質や厚み共にしっかりしているとの事でした。
本来なら、コーキングをした後に塗装する方が良いらしいですが、今回は塗装の色に合わせて調色したコーキングをしてもらいました。
それ以来、雨漏りはしっかり止まりました。コーキングに足場代が余分にかかりましたが
良い勉強になりました。
塗装時は、コーキングも大事ですね。